高血圧を指摘された方はお読みください
診察室血圧では140/90以上、家庭血圧では、135/85以上で高血圧です。
この値をこえると心臓病や脳血管疾患の発症が増えるため、病的な状態とされています。
診察室一回の血圧のみでは判断できないこともありますので、高血圧を指摘されたら当院を受診してください。
ご自分で測定した値と、高血圧による内臓の障害を評価して適切な治療法を説明します。
内臓の障害とは、血管の動脈硬化、心臓の形態変化です。
体に害のない超音波や血管脈波で調べます。
上の収縮期血圧150以上または下の拡張期血圧98以上の場合は受診をとくにすすめます。
循環器内科を受診してください。
ご予約は予約受付まで
☎ 052-961-7012
血圧測定法に誤りがなければ、緊張による血圧上昇を反映している可能性があります。
最近の調査結果では、白衣高血圧も後年本当の高血圧に進行することがあり、慎重に対応が必要とされています。
白衣高血圧の詳細については、三の丸クリニックだより2019年02月号をご覧ください。
内服しても血圧の変動が大きい方や、内服しても血圧がさがらない方には以下をご覧ください。
血圧の変動が大きい 三の丸クリニックだより2018年12月号
血圧がうまくさがらない 三の丸クリニックだより2019年01月号
高血圧について、よくある質問(FAQ)
A1 この値を越えると脳梗塞や心臓病が増加するため、自覚が出る前に血管や心臓、腎臓が劣化します。
Q2 血圧の薬を飲むと一生やめられないので、飲まない方がいいのでは?
A2 睡眠剤や抗不安薬の依存性とは異なります。ただし、生活習慣の改善により降圧薬を、減量または中止することはあります。
Q3 なにも治療しないで高いまま経過をみるとどうなるのか?
A3 放置しておくと、いずれ脳卒中・心不全・腎不全などを起こして倒れます(健康で生活できる寿命が短縮します)。